LaTeX入門中? (4)章番号変更・リスト構造

 長くなったので二つに分割。まずは章番号について。

[章番号変更]
\renewcommand{\thesection}{\Alph{section}}
\renewcommand{\thesubsection}{\Alph{section}.\arabic{subsection}}
 sectionの番号をA,B,Cに、subsectionの番号をA.1, A.2というように変更しました。だいたい見れば検討つくとは思いますが、\Alphは大文字のアルファベットを意味します。\arabicがアラビア数字、\romanがローマ数字の小文字、\Romanで大文字、アルファベットの小文字は\alph、他に脚注記号で\fnsymbolってのもあるみたいです。{}の中に入っているsectionやsubsectionはカウンタ名。

 次はリスト構造について。
\begin{itemize}  :順序なしの箇条書き、ul相当
\begin{enumerate} :番号つきの箇条書き、ol相当
\begin{description}:定義リスト、dl相当
 <li>に相当するのは\item
 このレイアウト調整についてが本題。リスト構造全体の字下げする方法についてはLaTeX入門中? (2)ページレイアウト設定等で前述ですが、\leftmarginiの設定方法等他にもう少し分かったことがあるのでここで追記しておきます。
 まず、\setlenghtは\begin{}〜\end{}の内に書くと、その内部全体で効力を発揮する。例えばdocuments直下に書くと、document内全部に影響を及ぼす。で、今回マージンを設定したいのは特定のdescriptionだけです。ところがdescriptionの内部に\setlength{\leftmargini}{4em}とか書いても無効でした。
 結局、今は以下のようにしています。
[リスト構造の空白調整]
{
 \setlength{\leftmargini}{4em}
 \begin{description}
  \setlength{\itemsep}{0.8em}
  \item[hogehoge] fogefoge
 \end{descriptin}
}
 leftmarginiは、fogefogeにあたる部分の左側のマージン設定。itemsepは1つ目のitemと2つ目のitemの間の行間設定です。全体を{}で囲ってやることで、leftmarginの有効範囲を限定できます。

 その他には段組関係について。現状では\twocolumn[\maketitle \vskip 2em]と最初に書くことで、タイトル部分は段組しないようにしている。もうちょっとスマートな方法ないのかな。あとは、\setlength{\columnseprule}{0.5pt}とすれば、段組の真ん中に仕切り線を表示できる。

 今日は他に特記事項――というか書く気力なし。IRCで話題にでたフーリエの冒険(amazonには置いていないようです。フーリエの冒険、というタイトル)をメモ。フーリエ変換って聞いてダメージ受けないようにならないとなー。