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断ち切れない糸

所用で仙台まで行ってきました。最初は日帰りの予定が、いつのまにか一泊二日に。 自分にとっては多分、時間の無駄。何もしていない、何もできていない。相手にとっては意味のあることだったんだろうか。とりあえずの義理は果たした――はず。自分の価値観を貫…

銀盤カレイドスコープ〈vol.5〉ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules (集英社スーパーダッシュ文庫)

リンク元の記録を見て少し後ろめたくなったので、一応ネタバレに配慮しつつ簡単な感想を。 もうすっかり有名になった銀盤カレイドスコープの、五冊目です。トップクラスのアイススケーターになった桜野タズサと、イギリスから来たアイドル兼新人スケーターの…

円環少女 (角川スニーカー文庫)

長谷さんの久しぶりの新作。評判は良いのですが寡作な人です。私にとっては「楽園」は可もなく不可もなく、「フリーダ」は結構好きでしたが不思議と読み返すことはほとんどなし、でした。どこか噛み合いそうで噛み合わない。 もう一度読み返してちゃんとした…

女ぎらいの修練士 (コバルト文庫)

「楽園の魔女たち」の作者の新作です。三部作(というかオムニバス?)「エネアドの3つの枝」、その二作目にあたります。癖のないファンタジー世界で、エネアドに住む三人の娘たちの恋を描くシリーズ、今回は奔放で気が強い女性ララと朴念仁セインの物語です…

アウトニア王国人類戦記録4 でたまか 群青黎明篇 (角川スニーカー文庫)

評価に困っている作家さんの新作です。他の作品に対する私の感想は、ネオクローンが5段階で4、時空のクロスロードシリーズは中くらい、新・時空のクロスロードは一冊目で挫折といったところ。でたまかシリーズは、一冊一冊の薄さや引き際のあざとさ、あとが…

Little Birds Fly (電撃文庫)

読んだ本は全てメモくらいはしていこう、ということで。記念すべきはずの第一冊は、目覚まし代わりに読み返しただけのこの本になりました。 思いを残して死んだものは、ゴーストとなり様々な怪奇現象を起こす。そんなゴーストを鎮めるために歌い踊る「バード…