授業とか。

 水曜日。前日遅くまで足掻いてみたけれど、結局製図の設計書はほとんど終わらなかった――というか、どこを独自設計にして遊ぶかも決められないまま授業へ。配られたタイムスケジュールを見て拍子抜けしました。今日までやるべきだと思っていたことが、えーと11/9が締め切り? さすがにもうちょっと伝達をどうにかして欲しいと思う。
 他には機械関係の授業。この先生の授業をちゃんと受けるのは初めてです。製図等で見る限りはあんまりやる気のなさそうな先生だったんですが、好き放題喋っているようで内容は興味深いです。ただ喋っている内容にまとまりがないので、試験とかどうなるんだろう。こういう授業を受けると、自分の知識がまだまだ足りないことを痛感する。前期は酷い授業が多かったですけど、後期はあたりが多くて嬉しい限り。
 放課後は製作。上手く動かないと思うと、原因は回路やプログラムではなく周辺機材だったり。心臓に悪いからやめてほしいです。土壇場で、連絡ミスの発覚。ほぼ去年のままだから油断していたら、使用ポートの変更がちゃんとできていませんでした。この辺は、ちゃんと改善策立てないと。

 木曜日。体力的に厳しめだったので二限はお休み。他学科履修までしているんだから、手抜きはほどほどにしようと思いはしたんですが、休もうかな、と一度でも考えているとダメです。
 出掛けに、ふぁらんどーるの話とか。五年前と今が確かにつながっていることを実感できるのは嬉しいことだけど。老害にだけはならないようにしようと思う。
 実験は、ExcelでのVBA。普段はC言語しか扱わないので、BASICの文法を思い出すのにも時間がかかる。というか、Excelでルンゲ・クッタ法とかプログラムしなきゃいけない理由ってなんだろう。素直に普通のプログラム言語で組んだ方が手っ取り早いと思うんだけど。
 今日の製作は、必要なプログラムを一通り書き上げて終了。夜は出かける準備のためにノートパソコンのメンテナンスとか。普段は製作用にしか整備していなかったので、レポート用にTeX環境を構築したり作業BGMを移したり、と。予想外に面倒なものでした。

銀盤カレイドスコープ〈vol.5〉ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules (集英社スーパーダッシュ文庫)

銀盤カレイドスコープ〈vol.5〉ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules (集英社スーパーダッシュ文庫)
 リンク元の記録を見て少し後ろめたくなったので、一応ネタバレに配慮しつつ簡単な感想を。
 もうすっかり有名になった銀盤カレイドスコープの、五冊目です。トップクラスのアイススケーターになった桜野タズサと、イギリスから来たアイドル兼新人スケーターのキャンディとのお話。今までは尊大ながらも挑戦者だったタズサが、今度は王者として待ち受けます。だからといって彼女の何が変わるわけでもないのですが。
 銀盤カレイドスコープらしい軽快な語り口と、感情表現。やや薄めの文章も、相変わらず。決して悪くは無かったものの、一・二巻の時のインパクトはありませんでした。ひっかかりを覚えたのはキャンディの性格と、タズサの恋愛がらみの二点。全体的な展開は先読みしやすいものの、読みやすさや安定感重視と見れば、この作品にとっては傷ってほどのものではないでしょう。
 恋愛関係で違和感を覚えたのは、最初の恋はさておき三巻のそれがさほど重いものに思えなかったからかな。もう一つ。前回のタズサの傷と、今回の彼のものと。ほとんど同じですよね。お互い、今まで得られなかったものが得られるかもしれない。そこで何故ひいてしまうんだろう。三巻での恋そのものにあまり納得いってないので、タズサが断ることそのものは自然に思えるのですが、そこまでの彼女の心情にどこか不自然さを感じました。 
 そういえば私はあんまりスポーツ全般詳しくないんですが、フィギュアスケートってあんなに物語性があるものなんでしょうか。小説の表現として文句があるわけではないんですが、実際はどうなんだろう、とちょっとした疑問。
 タズサの一番の本質は、負けず嫌いとかじゃなくて自分の価値観に忠実なことのように思う。

 うーん、結局批判めいてしまった。八章以降の雰囲気は好きでした。ずいぶん中途半端なところで終わりましたが、これが前編なのかな。

忙しない日々

 夏休み中の様子が嘘のように、ばたばたとした毎日。すっかり日記が溜まってしまいました。とりあえず、ここ二日間くらいのこととかを。
 月曜日はひたすら眠い一日。前期半年間と同様に、日曜の深夜はレポートに追われる生活習慣が一向に治りません。ゼミと制御系科目の嵐をなんとか乗り切る。どの授業もまだ基礎的な範囲だったおかげかな。ロボット工学で、アシモフロボット三原則の話が少しでてきました。SFという空想の世界から出てきた言葉が実際の学問の世界に影響を与えるって、面白いです。それにしても、アシモフを知らない人が多くてびっくり。
 放課後は、友人と設計課題ののちサークルの製作で22時まで。設計は機構を理解するのにやや手間取りました。三次元空間ってやっぱり苦手です。製作は、あと二週間をきった相撲ロボット大会に向けて。引退している身なので切羽詰った感がないのはありがたいことですが、どうも全体的にまだ集中力が足りてない気がする。指示の出し方とか計画の立て方とか、そういった部分も含めてもう少ししっかり引き継ぐべきだったか。
 火曜日。さっそく一時間目をさぼる。日本史、結構好きな先生なんですけど体力の限界でした。午後から制御工学と就職説明会、と。就職って言われてもなんだかまだピンときません。ずっと前から、大学院にいくつもりだったせいもありますけど。もっと勉強したいから大学院にいくのか、研究者になりたいから大学院にいくのか。後者ならば学部卒では本当に不可能なのか。そんなことをもう一度、考える。

 本日の購入は、「疾走!千マイル急行 (下)」のみ。最近は全然本読めてないんですけれど、ソノラマ文庫は気がつくと消えている可能性が大なので。ちなみに読書メモしていない今月読んだ本は、HolyHeartsが2冊、ランブルフィッシュが3冊、後は銀盤カレイドスコープの新刊、デルフィニア戦記の新刊といったところ。既読のものばっかりなので、これらのメモは後でまとめて簡単に書く予定。現在の読みかけは、鳥姫伝。最初30ページくらいが読みにくかったものの、楽しくなってきました。

 忙しい人に比べれば、なんてことはない日々なんだろうけれど。優先順位を間違えないようにしていこう、と思う。やりたいこと、やらなきゃいけないこと、やるべきこと。そんなものは、いつだってたくさんあるから。前に、進もう。

停滞

 やるべきことは山積みでも、なんとなく気合がわかない日々。
 のだめカンタービレを、一気に読了。売れていることには納得できます。そこまで気に入ったわけではないけれど、それでも読み返したくなるくらいには。大好きとまでいかないのは、のだめの性格が受け入れられないからなんだろう。
 日曜日の午後からは、延々三時までレポート。授業では回路についてほとんど触ったことがないので、アクティブフィルタや発振器の理論式等に手間取りました。結局いつも、自分が書こうと思ったラインまでは届かない。

 人が集まれば集まるだけ、揉め事も増える。仲のいいもの同士で集団内集団ができていくのは、自然なことなんだろう。その是非はおいても。
 昔馴染みの一人に、再会。

報せ

 三連休初日。
 語り部では、ようやく投票を。ごちゃごちゃと考えこむのはやめにしよう。感想をまとめるのに、結局何時間もかかってしまった。自分でも普段は気づいていない好きなキャラたちが分かって、面白い。

 仲裁したいなら、中立を保つのが最低条件。自戒。
 チャットって難しいと思う。空気のように何年も使っていたとしても。

 電話あり。久しぶりに。深く、深く沈む。
 自分でも理由の分からない涙。でも、二つ目の原因に思い当たったら、それまでが嘘のように落ち着いた。所要時間は四時間程。長いのか、短いのか。
 いたむのは後ろめたいからじゃなくて、違うから。近しくはあっても、愛しているかと言われれば大いに疑問はある。それでも。違うことが、いたいのか。
 それでも半日後には、何事もなかったかのように日常に戻る自分。

 言い訳を探すのは、やめにしよう。

日常。

 まだ三日目なのに、休み気分はもう遥か彼方に。
 オペアンプの実験。ばたばたと、ただ闇雲に製作を進めた二年間だったけれど、それなりに自分の身にはなっていたようです。それでも一度、回路もしっかり勉強しておきたくなりました。オシロスコープ、欲しいなぁ。
 放課後はまた勉強会。夏休み中にさっぱり進めなかった線形代数ですが、人と一緒だと意外に進みます。喋ってしまってダメかなと最初は思ったんですが、逆に、喋るだけなら逃避するのは口だけで、頭と手と目はちゃんと勉強できるみたい。

 正しくないこと。それを許容してしまう空気。山のように積もった塵。

 敵わない人なんて、たくさん居る。自分に何ができるだろうか、ちゃんと返せるのだろうか。時々覚える焦り。それでも一応、前には進めているだろうか。

 ちょっとした不安――というか気まずさは、あっさり解消。言葉って、大事。嬉しさと同時に、叱咤された気がした。
 変わらないものもあることは、安堵。
 でも。変わらないことは、焦燥。

 正岡子規の病牀六尺をメモに追加。

後期開始

 今週から授業開始です。だからといって何事も無いけれど、すっかりだらけた体にはきつい日々。
 授業の合間のちょっとした空き時間や、通学中の移動時間を有効利用したいところ。ノートパソコン持ち歩くには重いし、携帯電話では思うようにタイプできないし、モバイルギアあたり復活させようかな。すっかり電子媒体になれてしまって、紙でのメモが苦手になっています。
 今日は設計製図で頭がパンク寸前。仮定も結論も曖昧なまま証明問題やらされている気分でした。今回はとりあえず、関節数増やしてみるとか円筒座標系にするとか暴走は抑えよう。それどこじゃないでしょ、と友人に釘さされたことだし。まったくもってその通り。あと一年もない。
 授業終了後はラウンジで勉強会。今日って後期二日目だよねえ? とかぼやきながら。プリント二枚なのでそう時間はかかりませんでしたが、帰る頃にはすっかりお店に寄れない時間になっていたのはちょっと失敗。
 そういえば昨日本屋によって気付いたのですが、空色勾玉が文庫落ちしていました。今日には友人が持っていたあたり、朱に交わればって本当ですね。22日発売の本と一緒に買うかな。

 語り部の方ではキャラ作成。何日か前の構想を元に一気にまとめてみたけれど、うーん。もう少し勝手に動き出すまで、頭の中で寝かせておくかな。

 時間、もしくは外乱のパルス。感情の回転。そして脱調。
 ステッピングモーター関係の設計とかしていたせいか、帰りながらふとそんな戯言が頭をよぎる。