てきとーくっきんぐ

 特に冷蔵庫の中に食べるものがなかったこともあって、久々に料理しました。
 初挑戦だったのはポタージュスープ。突発的に飲みたくなったので、適当に作ってみました。

  1. 皮をむいたじゃがいも2個を、電子レンジで5分温める
  2. じゃがいもを軽くつぶして、茹でる
  3. 完全に潰せるようになったら、牛乳1カップと固形コンソメスープ1個を加えて、塩胡椒で味を調える
と、すごい手抜き。じゃがいものかたまりが残るのが嫌だと、裏ごししたりとか必要になるのかな。
煮るときにやや玉ねぎを加えること、じゃがいもは水を加える前の段階で念入りに潰しておくこと、などが改善点かな。また来週にでも作ってみよう。

ふわふら

 13日。出掛けにIRCログを読むのは禁止、かな。
 授業に関して特筆すべきことはなし。放課後は、久々に勉強会。誰かに説明するってことは本当に、勉強になると思う。理解がやや曖昧なまま誤魔化していた部分が、明らかにされてしまう。
 価値観を共有できるということは、楽しい。自分が、確かに必要とされているということも。

 14日。四週目にしてようやく、金曜日を休日にした恩恵に与れた気がします。
 でも、何もないということはそれだけ自己制御を要求されるということ。よく言えばのんびり、悪く言えばだらだら、ただそれだけの日となってしまいました。まともにしたことと言えば、少しの書き物だけだろうか。最低限、TOEIC対策とレポート、ロボット工学に明日は手をつけること。

 時々ふとしたはずみで、昔聞いた言葉の欠片とか読んだ小説の一シーンが頭から離れなくなることがあります。それはひどく断片的なものなので、「具体的にどんなのだっけ?」「何で目にしたんだっけ?」と自分の記憶の中を探ることになります。分かったからどうなるものでもなく、何の役に立つわけでもない行為なんだけれど、むきになって探してしまいます。こんな時間は、決して嫌いじゃない。
 「若いうちは叱れることも仕事のうち」って何の台詞だったかなぁ。良くある言葉みたいですけれど、どこで目にしたものやら。

日本語

 チャットで紹介された日本語チャンピオン決定戦2005をやってみました。予想以上に、はっきり答えられない問が多くてへこんでいます。結果は88点といったところ。問題の正解は分かるんだけど、具体的にどういう意味だからだっけ? というものも多かったです。
 悔しいので、はっきりと説明できなかったところや間違えたところについて調べてみました。

梨のつぶて
梨と無しをかけたということ以上の語源は見つからず
書き入れ時
帳簿の記入に忙しい時という意味
こけら落とし
工事の最後に木屑(=こけら)を払い落としたことから、新築劇場の初興行のこと
辛党
酒好き
確信犯
道徳的・政治的確信に基づいて行われる犯罪
憮然とする
ぼんやりする、呆然とするというニュアンスを含む
かかりつけ
医者や病院に対して使う
姑息
その場逃れ
 「青田買い」と「青田刈り」は、広辞苑等どちらの使用も認めている辞書もありました。青田刈りは元々「実る前に刈ってしまうこと」をさしているので、「有能な人材を早めに確保すること」という意味に使うのは誤用とも見なせます。
 笑ったのは、「御待遠様」のGoogle検索。「おまちどおさま」だと1350件、「おまちどうさま」は10700件。8倍はさすがに違い過ぎじゃないだろうか。

授業とか。(2)

 火曜日。日本霊異記を使った日本史の講義。専門外科目なので気楽に楽しんでいます。今回興味深かったのは、平安時代くらいにも利子についての法があったこと。
 あとは制御関係の授業が一つ。最初のうちの簡単さが嘘のように、厳しくなってきました。「せんせ、五分インターバル下さい。頭の中整理するからっ」という気分でした。内容はナイキスト線図について。任意の周波数の正弦波入力に対するゲインと位相差が分かれば、フーリエ変換を利用することで全ての入力に対する出力が予測できる。つまり、制御できるようになる。で、このゲインと位相差を視覚的にみえるようにしたものがナイキスト線図ってことなのかな、結局。書き方は理解できたものの、実際の利用方法がまだいまいちでした。
 夜は設計書書き。じたばたするのは無しと決めたら、すんなりと進みました。
 そして宿題が一つ。キャラ紹介ページの整備。期限は今週末くらい、かな。

 水曜日。いつまでも子どもっぽい部分が抜けない自分に、苦笑。納得いかないことに納得いかないと言ったからって、何が変わるわけでもない。
 帰宅後、久々にのんびりする。水曜日は唯一、課題に追われない日だから。 「疾走!千マイル急行 (下)」を読了。上巻の記憶はだいぶ抜け落ちているんですが、それでも楽しめました。あまり情景が思い浮かばない、顔のアップだらけの映画を見ているような印象なんですが、だからか作品世界に引きずり込まれるような感覚でした。作品側に問題があるわけではなく、私が頭ちゃんと使わないで読んでいたり、先を知りたいあまりに飛ばし読みしていたりすると、こうなるパターンが多いです。要読み返し、かな。ラストの「コレクション」の扱いだけがちょっと腑に落ちなかった。

終了っ

 とりあえず、土曜日で修羅場は一区切り。日曜日は一日寝ていました。
 2日の就寝が2時。3日が7時起き、3時半寝。4日が7時起き、2時半寝。5日が8時半起き、23時半帰宅、2時寝。6日が8時半起き、12時半帰宅&就寝。7日が一日大学で、そのまま8日の大会へ直行。私の平均睡眠時間は八時間ほどなので、改めてこうして先週一週間を並べてみると笑えてきます。

 相撲ロボット大会。結果は決して良くはなかったけれど、運だけで進んでしまった去年よりは多分ずっとまし。三年かかってようやく、スタートラインに立てた気がします。いろいろと反省点はあるけれど、これで二ヶ月遅れの正式引退、のつもり。これからは小物を自宅で作ってみるかな。

 月曜日は恒例のレポート。祝日であって本当に助かりました。硬さ試験や引張試験に関するレポートだったんですが、実験で使った試料のロックウェル硬さやショア硬さ等のデータを探すのに苦労しました。結局自棄になって検索でひっかかったデータをいくつか書いておくことに。参考文献に韓国のサイトとかまで並ぶ羽目になりました。
 今回のレポートは23時くらいまでで終わりました。日付を跨がなかったのは久しぶり。ここから設計を始めればよかったんだろうけれど、溜まっていた日記のメモ書きを始めてしまいました。結局そのまま就寝。明日は一日設計かな。

 ネットをふらついていると、時々。過去の残滓に捕らわれる。直視できないのは、自分から捨てたから。それでも懐かしさを、覚えてしまう。切れていないつながりに、感謝。

 もっと勉強しよう、と思う。せめて自分の専門分野だけでも、知識で勝てるように。

制御とか

 一泊二日の小滞在とはいえ思ったより疲れていたようで、気がつくと日曜の午後。
 そこから素直にレポートを進めればいいものの、ExcelVBAなんて扱う気になれずに逃避しはじめてしまったのが問題で。結局四時過ぎまで粘る羽目になってしまいました。
 ルンゲ・クッタ法とか数値積分とか。全部アルゴリズムは理解できているはずだけれど、BASICの文法を確認し、課題のプログラムを読み、フローチャートやら実行結果やらをレポートにまとめ、としていると思った以上に時間がかかる。目標ラインまでは終わらなかったものの、四時を過ぎた時点で諦めました。
 それでも、提出に行くと拍子抜け。「ここまではやるべき」と提示されていたラインまで終わっていた人も、他にはいなかったようでした。再提出するかどうかすら問われなかったので、粘る気も無くす。解ききれないくらいの課題量だったのは結局、これらの数値解の求め方を確かに教えましたよ、という体裁を整えるためだけなのだろうか。

 レポート逃避中には、久々に物書き。一時間ほどかけて、結局仕上がったのはプロローグ部分だけ。さて、ここからどう持っていったものか。風化してしまう前に、これだけはなんとか書き上げよう。

 月曜。印象に残った授業はゼミと制御かな。ゼミは毎回の担当者がテキストを解説する方式で、予習は不要とのことだったんですが、予習していないとさすがについていけなさそう。座標変換周りのお話でした。
 ベクトルには、始点を固定した位置ベクトルと、速度や力など始点の存在しない本来の方向ベクトルとが存在する。位置ベクトルも座標系で取り扱おうとしたのがデカルトの功績。そんなあたりが本日一番のtopicでした。普段は意識していなかったことなので。座標変換については、太字と細字の区別は重要だなぁと、それだけ。プリントの印刷の関係で分かりにくかったんです、行列なのかそうでないのか。
 制御はZ変換について。前期に軽く簡単な計算方法は扱っていたのですが、今回初めてその意味が分かりました。Zという時間をずらす演算子を定義しただけで、デジタルな無限数列を簡単に取り扱えるようになる。思わず「うわー、綺麗ー」、と。こうやって様々な計算について取り扱うたび、四則演算ってほんとよくできていると思う。「世にも美しい数学入門」をなんとなく思い出しました。数学って確かに芸術。前期の授業も、この先生が持っていてくれたらなぁ。

 帰りに本屋によると、「彩雲国物語 心は藍よりも深く」が出ていました。今一番好きなシリーズなんですが、ビーンズ文庫って守備範囲外なのでいつも発売後に気づいて悔しい思いをします。
 なんとか自制して設計を優先させましたが、結局布団に入ってから読みきってしまいました。細かく考えながら読むとひっかかりを覚える点は結構あるけれど、それでもこの世界の雰囲気が好きです。

断ち切れない糸

 所用で仙台まで行ってきました。最初は日帰りの予定が、いつのまにか一泊二日に。
 自分にとっては多分、時間の無駄。何もしていない、何もできていない。相手にとっては意味のあることだったんだろうか。とりあえずの義理は果たした――はず。自分の価値観を貫くべきなのか、周りに合わせて平穏を保つべきなのか。正しさか、生きやすさか。
 鈍い、痛み。それは後悔でもなんでもなく。哀しみをまるで覚えない自分への懺悔の重さと、狂ってしまった一人の未来を思う偽善にも似た想い。それと、やや後ろめたい知的興味。

 ノートパソコンをもっていったもののレポートは進展せず。やっぱりまた半分徹夜状態になるのかなぁ。溜まっていた読書もあまり進まず。「白い花の舞い散る時間 (コバルト文庫)」だけ読了。前半はなかなかにいい雰囲気だったのですが――ラスト三分の一ほど、なんていったものか。女の子の心境描写等よく出来ているし、わざわざそんな賛否両論というか否定されそうな方向に突き進まなくてもいいじゃないか。とりあえず読み流してしまったので評価は保留。ただ次回作が出たら即購入します。